洛和会京都看護学校について
洛和会ヘルスケアシステムの全面的バックアップのもと
「命への感性を磨いて、あたたかな存在感のある医療従事者を育てたい」という願いを込め、
地域医療を担う看護師、助産師の育成支援をめざしています。
命への感性を磨く。

洛和会京都看護学校3つの特徴
洛和会京都看護学校ならではの、安心して学びに集中で゙きる3つの特徴があります。
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01 未来の
可能性が 広がる 洛和会の ネットワーク 当校は5つの病院、190を超える介護・保育施設を運営しており、豊富な実習先や就職先から自分に合った環境を選べる幅広い選択肢を提供しています。さらに、福利厚生や奨学金制度も充実しており、安心して学びに集中で゙きる体制が整っています。
#01 Expanding future possibilities Rakuwakai network
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02 ICTで看護を
もっと学びやすく 電子黒板の内容をタブレットで確認でき、グループ学習ではモニターを使って話し合い、その結果は共有されます。
オンライン授業も導入されており、授業を録画して後日確認したり、自宅からの参加も可能です。#02 ICT makes it easier to learn nursing
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03 きめ細かな
サポートと 柔軟な カリキュラム タテ割りクラス制度では、洛和会の病院で働く先輩看護師や上級生が、グループごとにサポートを行います。この制度により、立場や年齢を超えた交流が深まり、勉強のアドバイスや悩み相談が気軽にできる環境が整っています。そのため、学生が安心して学業に取り組むことができます。さらに、入学前教育プログラムやチューター制度も充実しており、一人ひとりに合わせた学習支援が提供されています。
#03 Detailed support and flexible curriculum
教育理念
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本校は、洛和会ヘルスケアシステムの理念を基盤とし、
生命の尊厳と人権を尊重する倫理観を持った助産師、看護師の育成を目指す。 - 豊かな人間性と看護に必要な態度、知識、技術を持った地域医療に貢献できる医療人の育成を目指す。
教育目的
人間を総合的に理解し、人間愛と人権意識に根差した、対象から信頼される専門的パートナーシップを備えた医療人を育成する。
専門職として必要な知識および技能を身につけ、多様な対象の個別性に対応できるよう、知識を自ら探求し、解決していく姿勢を持った医療人を育成する。
教育目標・3つのポリシー
看護学科
教育目標
- 人間愛を基盤とし、対象の尊厳と権利を尊重できる看護師としての倫理観を養う。
- 科学的思考と豊かな感性を持つ、調和のとれた人間性を養う。
- 科学的根拠を基盤とし、対象の健康上の課題に応じた看護が実践できる能力を養う。
- 地域社会への関心を深め、地域活動に積極的に参加する態度を養う。
- 地域社会の中で多職種と連携・協働する能力を養う。
- 医療人として責任と役割を理解し、常に自己研鑽する態度を養う。
3つのポリシー
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ディプロマポリシー
(どんな看護師を育てるのか)- 生活者としての「その人らしさ」を尊重できる看護。
- 「いのちの尊さ」「生きる権利」を大切にできる看護。
- 専門職業人らしく、多様な価値観に共感する「倫理観」をもつ看護。
- 生活の質(QOL)を守り高めるために「科学的知識」を生かす看護。
- 保健・医療・福祉チームで、「多職種と連携・協働」できる看護師。
- 高度医療や多様な価値観から、生涯「学び続ける」看護師。
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カリキュラムポリシー
(何を、どう学ぶのか)- 学年進行で系統立って発展する「斬進型のカリキュラムデザイン」で学ぶ。
- 「人間」「健康」「環境」「看護」「学習」で構成するカリキュラムで学ぶ。
- グループワーク&ディスカッションなど「アクティブラーニング」で学ぶ。
- 「縦割りクラスサポーター制度」で、協調性・社会性を学ぶ。
- 臨床で技術実習を体験し、看護技術の「実践能力」を強化する。
- 試験・レポート、ルーブリック評価など、見える「総合的な評価」で学ぶ。
- 主観的評価やアンケートから「授業改善」を行いつつ学ぶ。
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アドミッションポリシー(求める学生像)
- ともかく「真摯に学ぶ人」。
- 「人との関わりを大切にできる人」。
- 「他者と協調できる、バランスの良い人」。
- 「約束を守れる人」。
- 「責任ある判断・行動のできる人」。
- 「優しく思いやりのある人」。
- 「地域貢献に意欲のある人」。
助産学科
教育目標
- リプロダクティブヘルス/ライツの課題を理解し、多様な価値観を受け入れ、対象を理解することのできる人間性を養う。
- マタニティサイクルにおける正常な経過とその逸脱を判断する知識、ケアに必要な基本的技術を養う。
- 女性の生涯を通じた性と生殖に関する課題を理解し、健康生活支援を行う基本的能力を養う。
- 他職種と連携、協働しながら社会資源の活用や調整ができる基礎的能力を養う。
- 専門職業人としての責任と役割を理解し、助産学を探究していく能力を養う。
3つのポリシー
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ディプロマポリシー(どんな看護師を育てるのか)
- 生命を学び、人間性と高い倫理観を備えた助産師
- 命と家族の誕生・成長・発達を促すことのできる助産師
- マタニティサイクルを理解し、その人らしさを尊重できる助産師
- 科学的知識を生かすことのできる助産師
- 高度医療や多様な価値観から、生涯「学び続ける」助産師
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カリキュラムポリシー(何を、どう学ぶのか)
- 女性の生涯を通じて性と生涯を焦点に支援する基礎を学ぶ
- 助産診断と支援に必要な助産実践の基礎を学ぶ
- 地域の子育て世代を支援する、保健・医療・福祉の協働を学ぶ
- 法的責務を理解し、周産期医療の質と安全を学ぶ
- 実習では、知識・技術を活用し、母子と家族を支援する基礎能力を学ぶ
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アドミッションポリシー(求める学生像)
- 助産師を目指す動機、強い意志をもち、母子保健に貢献できる人
- 基礎能力を備え、主体的に学び続ける人
- 命を尊び、多様な価値観を理解し、責任ある行動のできる人
学校評価
洛和会京都看護学校では、2021(令和3)年度から学校評価(「自己評価」及び「学校関係者評価」)を実施しています。
自己評価につきましては、校内評価委員会にて年間の取組みを点検し、改善策を検討しております。この評価結果を学校の教職員を含まない外部委員からなる学校関係者評価委員会に提示し、委員のご意見をいただいています。
評価の観点は、「教育理念・教育目的」「学校運営」「教育課程・教育活動」「学習到達度」「生徒支援」「教育設備・環境」「募集・応募」「特別活動」「地域貢献・機関連携」の9項目とし、評価結果については次年度の計画に反映させ学校改善に生かしていきます。