看護の心を灯す– Candle Ceremony –


ナイチンゲールの精神を受け継ぐキャンドルセレモニー。
学生と教員が語る、看護への決意を新たにする感動の儀式。

「おめでとう」の一言がくれた覚悟

キャンドルを受け取り戴帽したとき、先生が「おめでとう」と声をかけてくださいました。
その言葉を聞いた瞬間、「本当に私、看護師になるんだ」という実感が湧き、覚悟が決まった気がします。
これからの学びや実習に今よりもしっかりと向き合っていきたいと強く思いました。


クラスの仲間がいるから、頑張れる
入学してから半年。朝から夕方まで授業があり、演習もたくさんあって、毎日があっという間に過ぎていきます。
決して楽ではありませんが、同じ時間に同じ授業を受けて、同じ目標に向かっているクラスの仲間がいることが、本当に大きな支えになっています。
社会人経験を経て入学した人も多く、年齢も背景も違うけれど、それぞれが真剣に看護師を目指しています。
その姿に刺激をもらいながら、自分も頑張ろうと思えます。

初心に戻れる時間
これから臨床実習も始まり、きっと思うようにいかないことや、壁にぶつかることもあると思います。でも、セレモニーで灯したキャンドルの光と、そこで感じた気持ちを忘れずに、自分のペースで一歩一歩進んでいきたいです。


看護の灯を継ぐということ
看護学科1年生の「キャンドルセレモニー - 看護への誓い -」が行われました。
入学から4カ月、「看護とは何か」を学ぶなか、セレモニーで誓う言葉を学生自身で考えました。
今の学生達が出す等身大の「看護への思い」が素直な言葉で表現されています。
誓いの言葉の中には、看護師という職業に対する志や倫理観、人の命にかかわる責任感、そして看護の原点ともいえる「人を思いやる心」が感じられました。
看護師である教員の手により、ひとり一人が、ナースキャップを戴帽し、自ら看護の灯を灯すことで、これから修得する様々な専門的知識や技術だけではなく「人を思いやる心」が引き継がれていくと確信しています。
これから学ぶ多くの知識や技術は、看護師として成長していくための自信や実践力に繋がるものとなります。
そして、日々の学校生活や学習・臨地実習の中で看護の原点である「人を思いやる心」を育み、人間性の豊かな看護師に成長されることを期待しています。
